グリューナー・ヴェルトリーナーの2021、2022、2つのヴィンテージによるブレンドワイン。ズノイモ地区のスタラ・オラ畑とタソヴィツェ畑のグリューナーを使用。手摘みで収穫、選果、破砕、全房で12時間スキンコンタクト、プレス後、モラビア産古樽で、シュールリーで発酵と熟成。一部のグリューナーは、モラヴィアのクヴェヴリで12ヶ月間、発酵、熟成。ブレンド後、ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
キンカン、コリアンダー、ターメリックの香り。トーンの低い果実感にややエッジの効いたスパイス風味が特徴的。
酸は高く全体を引き締め、みずみずしさと柑橘の蜜のようなアフターで個性的ながらもスルスルと進みます。
(インポーター資料より)
モラヴィアは、チェコ共和国東部に位置する魅力的なワイン産地です。
大陸性気候の影響を受けていますが、カルパチア山脈が北からの冷たい風を遮り、比較的温暖な気候となっています。
夏は暑く、冬は寒いという特徴がありますが、この寒暖差がブドウの生育に適しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、ヴェルトリンスケ・ゼレネ、赤ワイン用のフランコフカ(ブラウフレンキッシュ)などがあります。
特に注目すべき地区として、ミクロフがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。