この地で代々受け継がれた土壌を守る 3 兄弟が目指す大地のワイン。畑には土壌負担になるものを排除し、蔵でもできる限り葡萄を尊重したアプローチを行います。幾世代にも渡って家族で農稼業を受け継ぎ、年間生産本数が 1 万本未満の小さな農家。ジュゼッペをはじめ、他 2 人の兄弟と舵取りをし,常に自然を尊重して土壌に負担をかけない仕事を続けています。この恵まれた貴重な環境が自分たちも次の世代に受け継ぐべきだと考えているからこそです。シルト質の要素を多く含み、石灰質と粘土質が絡み合うこの土壌の中で不起耕で栽培し根と土壌の弱体性をなくす。同時に様々な土壌生物の多様性を保護することも可能になります。ここのアリアニコからは、隆々とした力のある旨味の骨格が表現され、腰が据わった味わいです。彼らの頑なさと直向きさすら感じます。ビアンコは醸しをせず、葡萄果汁＋土壌を愚直なまでに直球勝負している印象が強く、じっくり飲みたくなる変化が豊かな濃さ。（インポーター資料より）