グロローとガメイは1週間のマセラシオン後、圧搾。このグロローとガメイのフリーラン・ジュースの中に、全房のソーヴィニョンを投入して、2週間のマセラシオン。その後圧搾し、フリーラン・ジュースとプレス・ジューをブレンド。ファイバーグラスタンクで6ヶ月間の熟成。パリで広告代理店の仕事をしており偶然ヴァカンスで来たラブレ村で売りに出ている家を見つけたところ近所の人が大家さんと連絡を取ってくれ、すぐに内覧、そして即決で購入。この時点ではまだナチュラルワインとは出会っていなかったが、村にあるオーベルジュ兼レストランで近隣のナチュラルワイン生産者のワインを飲み、何か惹きつけるものを感じ、2015年の10月にマルク・アンジェリのところで収穫を行う。これがギヨームの人生を一気に変えた。オーガニック、ナチュラル、ハンドクラフトを中心にした考え。自然を観察しながら選択し、一歩一歩道を定めていく。レシピがないため、各ヴィンテージは唯一無二の存在。3ヘクタールという小さな規模は、直感、探究心、経験に大きな余裕を与え、創造的な自由が生まれる。ラベルにある周期表は、ワインに含まれる基本的かつ唯一の物質であるセパージュを表している。
ハイビスカスなど華やかな赤い花のアロマにプラムやアセロラなど甘酸っぱい赤い果実味。緻密なスパイス感。とても瑞々しく、旨味も乗っていて、紅茶のようなタンニンがあります。全体的にかなり飲み心地の良い味わいですが、ミネラル感が骨格を成しています。(インポーター資料より)
ロワール地方は、フランス中部を流れるロワール川に沿って広がる魅力的なワイン産地です。
大西洋の影響を受けた海洋性気候で、夏は温暖で冬は比較的穏やかです。
地形は変化に富み、川沿いの丘陵地帯や石灰岩の台地が特徴的です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ワイン用のカベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、サンセールがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、ミネラル感も豊かです。
ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのロワール地方やニュージーランドのマールボロ地区で特に有名な白ワイン用ブドウ品種です。
マールボロ地区は、ニュージーランド南島の北東部に位置し、西岸海洋性気候の影響を受けています。夏は涼しく、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、ソーヴィニヨン・ブランの他にピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ワイラウ・ヴァレーがあります。
ここでは、粘板岩上に堆積した砂質の土壌が特徴で、水はけが良く痩せた土壌がワインに個性を与えています。
ワイラウ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツやグレープフルーツを思わせるトロピカルな香りと、爽やかな酸味が特徴です。