手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスし自然に清澄させた後、ブルゴーニュ産バリック(新樽は用いない)で、野生酵母で自発的に発酵。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。その後、引き続き樽で自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄で重力を利用して瓶詰め。SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。2023ヴィンテージは9月18日に収穫。生産量は4,000本。2024年3月時点のSO2トータルは15mg/l。アルコール度数12.5度。
*このキュヴェは、2022ヴィンテージまではアリゴテの名称でしたが、2023ヴィンテージからガラテと名称変更しました。ブルゴーニュのアペラシオン協会が、「AOCブルゴーニュ」が一緒に記載されなければ、ラベルに「アリゴテ」と記載することを認めていないため、名前を変更しなければならなくなったそうです。このキュヴェは間違いなくブルゴーニュ産のアリゴテから造られていますが、醸造所の場所の関係でヴァン・ド・フランスになっており、ブルゴーニュを名乗れないため、変更を余儀なくされました。『Galatéeガラテ』とはギリシャ神話に登場するニンフのことで、発音が少しアリゴテに近いため、このように命名したそうです。(インポーター資料より)
ブルゴーニュは、フランス東部に位置する名高いワイン産地です。
丘陵地帯が広がり、西のモルバン高地から東のソーヌ川にかけてなだらかに傾斜しています。
気候は大陸性と海洋性の中間に位置し、冬は寒く夏は暖かいのが特徴です。
この地域の特産ブドウ品種は、赤ワイン用のピノ・ノワール、白ワイン用のシャルドネが主流です。
特に注目すべき地区として、コート・ドールがあります。
ここには有名なコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌが含まれ、それぞれ個性的なワインを生み出しています。
コート・ド・ニュイでは、力強く複雑な赤ワインが、コート・ド・ボーヌでは、エレガントで芳醇な白ワインが特徴的です。