全房のままの葡萄をはじめからブレンドし、醸造。ダイレクトプレスし、ドゥミ・ミュイを使用し発酵。その後、ステンレスタンクにて1年間のシュール・リー熟成。
『アナテマ』はギリシャ語で、「聖絶・滅ぼす」と意味し、『社会には良くない』という事を示しています。過去50年のラングドックでは、ローカルの品種が徐々に減少し、人気の高い品種で植え替えられています。グルナッシュ・ブランも美味しいけれど、ユニ・ブランやテレット、カリニャン・ブランを馬鹿にしてはいけないと思い、このキュヴェ名に。
濁りのあるイエロー。レモンやグレープフルーツなどの柑橘の果実味に、海を感じるヨード香。温度上昇と共に、ほんのりとカスタードクリームのニュアンスも感じられます。口に含むと、まるで生牡蠣を頬張ったような塩っ気や鉄っぽさなどミネラル感が溢れ、シトラス系の酸味が全体を引き締めてくれています。ティエリーの自宅でいただいた生牡蠣とも相性抜群でした!是非お試しください。(インポーター資料より)
ラングドック地方は、フランス南部の地中海沿岸に位置する広大なワイン産地です。
温暖な地中海性気候と、年間200日も吹く乾燥した冷風(トラモンタネ)がブドウ栽培に理想的な環境を作り出しています。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといったローヌ系品種や、地元品種のピクプールなど、多様なブドウが栽培されています。
特筆すべき地区の一つがフォジェールで、標高約350mの痩せた土壌が特徴です。ここでは多くのドメーヌが有機栽培やビオディナミ農法を採用し、自然派ワインの生産に力を入れています。
また、ミネルヴォワ地区の中でも、ラ・リヴィニエールは高品質なワインで知られています。
シラーやグルナッシュから造られる洗練された味わいのワインは、凝縮感とボリューム感があり、滑らかな舌触りが特徴です1。
ラングドックワインは、南フランスの太陽のように力強く、輝きのある赤色が魅力的です。
カジュアルなデイリーワインから高品質なものまで幅広く、ワイン愛好家の探究心をくすぐる多様性に富んだ産地といえるでしょう