3区画(レーメン・レイ、ダムガルテン、レトゲン)のミュラートゥルガウ、コーバンのリースリングを使用。ミュラートゥルガウは、手摘みで収穫、選果、破砕し、全房で2から18日間スキンファーメント。(一部、4日間MC)プレス後、ステンレスタンクに移し、澱引き(デブルバージュ)古樽に移し、シュールリーで6ヶ月間熟成。コーバンのリースリングは、手摘みで収穫、選果、除梗破砕し、24時間以下のスキンコンタクトで丁寧にプレス、1200リットルのフレンチフードルで発酵させ、澱引き後、シュールリーで6ヶ月間熟成。ブレンドし、ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。シュメッターリングとはドイツ語でチョウチョウの意味。
綺麗なレモンイエロー。レモンや柑橘の風味に全体を引き上げる滑らかな酸味、ミネラリーで硬質な風味が骨格となり、軽やかで優しく繊細な中に細やかな味わいの要素がバランスよく溶け込む。アフターはコクのある甘やかな風味とカモミールのような白い花の香り。(インポーター資料より)
モーゼルは、ドイツを代表する歴史あるワイン産地です。
モーゼル川沿いに広がる急斜面のブドウ畑が特徴的で、冷涼な気候と豊富なスレート土壌がワインに独特の個性を与えています。
この地域の主要ブドウ品種は、何と言ってもリースリングです。
他にもミュラー・トゥルガウやゲヴュルツトラミネールも栽培されています。
近年では、シュペートブルクンダー(ピノ・ノワール)の生産も増えています。
特筆すべき地区として、ベルンカステルがあります。
ここでは、世界的に有名な「ベルンカステル・ドクトル」という畑があり、複雑さと深みのある高品質なリースリングワインを生産しています。
モーゼルのワインは、エレガントで広がりのある酸味、豊かな果実味、そして際立ったミネラル感が特徴です。
特にリースリングは、花の香りやリンゴ、ピーチのようなフルーツの風味が感じられ、辛口から甘口まで幅広いスタイルで楽しめます。
近年の気候変動により、以前よりもブドウが熟しやすくなり、熟した酸味と精妙なミネラル感、軽やかな果実味を持つ魅力的な辛口ワインが増えています。
モーゼルのワインは、初心者の方にも親しみやすく、ドイツワインの魅力を存分に味わえる素晴らしい入門編となるでしょう。
リースリングは、ドイツのモーゼルやラインガウ地方を中心に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。この地域は冷涼な気候で、河川沿いの急斜面や丘陵地に広がるブドウ畑が特徴的です。
ドイツでは、リースリングの他にミュラー・トゥルガウ、ケルナーなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、モーゼル地方があります。
ここでは、スレート土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
モーゼルのリースリングは、フローラルな香りと爽やかな酸味、ミネラル感が特徴で、軽やかでエレガントな味わいが楽しめます。