樹齢30年~。
時期を見極めて合わせて収穫。除梗せずにそのままプレスし、果汁だけの状態で醗酵。冷蔵保存しておいたモデネーゼのモストを加え、ボトル詰め。瓶内2次醗酵ののちスボッカトゥーラを行わずにそのままリリース。2022年は猛暑でしたが、8月以降にある程度の雨があったため、収穫量はそこまで落ちず、バランスの取れたブドウ。発泡も穏やかで安心して抜栓していただけます。ピニョレットの果皮由来のタンニンと、厚みのある果実。酸とのバランスも良く、スプマンテとは違う柔らかさ&気軽さを感じる味わい。(インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。
ピニョレットは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州、特にボローニャ西部の丘陵地帯で栽培される白ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境を有しています。
コッリ・ボロニェージ・クラッシコ地区は、2010年にDOCGに昇格した注目の産地です。
ここではピニョレットの他に、シャルドネやトレッビアーノも栽培されています。
ピニョレットから造られるワインは、フレッシュな柑橘系の香りとハーブのニュアンスが特徴的です。
スティルワインでは、純度の高いミネラル感と爽やかな酸味、若々しい果実味が楽しめます。スプマンテ(スパークリングワイン)では、キメ細やかな泡立ちと共に、グレープフルーツを思わせる果実味と心地よい苦みが広がります。
近年、地元の生産者たちがピニョレットの可能性に注目し、品質向上に努めています。
中には自然派ワイン造りに取り組む生産者もおり、テロワールの個性を生かした個性豊かなワインが生まれています。