手摘みで収穫したブドウを手作業で完全に除梗し、温度管理を行わずに、グラスウールのタンクで、2品種を一緒に、野生酵母のみでアルコール発酵。圧搾後、引き続きタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。現行ロットは2022ヴィンテージ。収穫日9/4は。アルコール度数13.5度。総生産量2,600本。2024年5月時点のSO2トータルは10mg/l以下の検出限界値。
『Rafinelラフィネル』とは、ドメーヌが2023年に新しく取得した畑のリューディの名称。このリューディは、約2ヘクタールの畑で、シャトーが付随しているため、ドメーヌは、そこにある醸造所をフェルマージュで借りているそうです。このリューディに敬意を表すためにキュヴェ名としたそうです。(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
グルナッシュ・ノワールは、フランスのローヌ地方南部で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
ミストラル風が吹き、ブドウ栽培に適した環境です。
ローヌ地方では、グルナッシュの他にシラー、カリニャン、ムールヴェードルなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。
ここでは、小石だらけの独特の土壌「ガレ」を活かした個性的なワインが生産されています。
グルナッシュを主体としたワインは、豊かな果実味とうまみが特徴で、リッチなフルーツ感としっかりとした飲みごたえがあります。