手摘みで同時に収穫した全ての品種のブドウをダイレクトプレスして、ステンレスタンクで野生酵母のみで温度管理を行わずに一緒に自発的に発酵。引き続き、ステンレスタンクでシュール・リーの状態でマロ発酵(自然に実施)と熟成。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。 現行ロットは2023ヴィンテージ。収穫日は全て9/1。アルコール度数13度。総生産量1,460本。2024年5月時点のSO2トータルは17mg/l。 *『Rafinelラフィネル』とは、ドメーヌが2023年に新しくフェルマージュで栽培を始めた畑のリューディの名称。このリューディは、約2ヘクタールの畑で、シャトーが付随しているため、ドメーヌは、そこにある醸造所と畑をフェルマージュで借りているそうです。このリューディに敬意を表すためにキュヴェ名としたそうです。 (インポーター資料より)
南フランスは、地中海に面した温暖な気候と多様な地形を持つワイン産地です。
夏は暑く乾燥し、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといった赤ブドウ品種が主に栽培されています。
白ブドウではヴィオニエやルーサンヌなども注目されています。
特筆すべき地区の一つがラングドック・ルーションで、多様なテロワールを持ち、個性豊かなワインを生み出しています。
ここでは、濃厚で果実味豊かな赤ワインから、フレッシュで爽やかな白ワインまで幅広いスタイルのワインが造られています。
近年、南フランスではナチュラルワイン造りが盛んになっています。
多くの小規模生産者が有機栽培やビオディナミ農法を採用し、添加物を極力抑えた醸造を行っています。
これらのワインは、南フランスの太陽をたっぷりと浴びたブドウの豊かな果実味と、テロワールの個性を素直に表現しています。
グルナッシュ・ブランは、フランス南部のローヌ地方、特にコート・デュ・ローヌ地域で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。ミストラルと呼ばれる強い北風が吹くことでも知られています。
コート・デュ・ローヌでは、グルナッシュ・ブランの他にルーサンヌ、マルサンヌ(白)、シラー、グルナッシュ(赤)なども栽培されています。
特に注目すべき地区として、シャトーヌフ・デュ・パプがあります。
ここでは、小石だらけの独特の土壌「ガレ」を活かした個性的なワインが生産されています。
グルナッシュ・ブランから造られるワインは、白い花や洋ナシを思わせるアロマと、ミネラル感のある味わいが特徴です。
グルナッシュ・ブランのワインは、フルーティーでありながらボディのある味わいが特徴です。