【PNコメント】
工業的なワイン造りに違和感を感じ、彼の作るワインではブドウ本来の個性や畑の偉大なパワーを表現するべく、自然発酵はもちろん、単一種類のブドウでつくることにこだわっています。
身体への馴染み方が優しくスッと入ってくる感じでそのこだわりは飲み手にも感じられるのではないでしょうか?
この味わいにして、このリーズナブルな価格は驚きです!
(アルコール度数の細かい表記に、彼は細かい几帳面な人なのではないか、と個人的な印象)
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キング・ヴァレー Evans Vineyardからのピノ・ムニエ。全体の80%は破砕せずに2200Lのコンクリートタンクで低温浸漬させ自然醗酵、残りの20%は5日間カーボニック・マセレーション。どちらも古樽へとバスケットプレス、澱と共に7ヶ月熟成させアッサンブラージュ。軽くフィルタリングさせ、少量の酸化防止剤と共にボトリング。
淡い色合いとセイヴァリーなアロマから想像できない旨みが素晴らしく、クラシカルな魅力も持つ上質な赤。 (インポーター資料より)
ヴィクトリアは、オーストラリア南東部に位置する多様な地形と気候を持つワイン産地です。
海岸部から内陸部まで広がり、地中海性気候から大陸性気候まで様々な気候が見られます。
この多様性が、幅広いスタイルのワイン生産を可能にしています。
この地域の特産ブドウ品種には、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョンなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヤラ・ヴァレーがあります。ここは比較的冷涼な気候で、ピノ・ノワールとシャルドネが主要品種となっています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、エレガントな味わいを楽しめます。