【PNコメント】
工業的なワイン造りに違和感を感じ、彼の作るワインではブドウ本来の個性や畑の偉大なパワーを表現するべく、自然発酵はもちろん、単一種類のブドウでつくることにこだわっています。
身体への馴染み方が優しくスッと入ってくる感じでそのこだわりは飲み手にも感じられるのではないでしょうか?
この味わいにして、このリーズナブルな価格は驚きです!
(アルコール度数の細かい表記に、彼は細かい几帳面な人なのではないか、と個人的な印象)
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標高652mに位置するキング・ヴァレー Mt Bellevueの畑からのピノ・ブラン。収穫されたブドウはステンレスタンクへとプレスされ、野生酵母による自然醗酵。一部オーク樽熟成(バトナージュなし)。軽くフィルタリングさせ、少量の酸化防止剤と共にボトリング。
透明感のあるイエロー、ライムやレモンにミネラル感と冷涼感が際立つエレガントさ。果実味が気持ちよく爽やかで、洗練された味わいになった2023年。(インポーター資料より)
ヴィクトリアは、オーストラリア南東部に位置する多様な地形と気候を持つワイン産地です。
海岸部から内陸部まで広がり、地中海性気候から大陸性気候まで様々な気候が見られます。
この多様性が、幅広いスタイルのワイン生産を可能にしています。
この地域の特産ブドウ品種には、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョンなどがあります。
特に注目すべき地区として、ヤラ・ヴァレーがあります。ここは比較的冷涼な気候で、ピノ・ノワールとシャルドネが主要品種となっています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、エレガントな味わいを楽しめます。
ピノ・ブラン(ヴァイス・ブルグンダーとも呼ばれる)は、フランスのアルザス地方で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
アルザスは、ドイツとの国境に位置し、ヴォージュ山脈の東斜面に広がる地域です。大陸性気候と山岳気候の影響を受け、年間を通じて比較的乾燥しています。
アルザスでは、ピノ・ブランの他に、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリなどの品種も栽培されています。