フルミントはもともとオーストリアで大々的に栽培されてきたが、大戦後他の品種に押され、今ではほとんど栽培されていな い。カリンやレモンタイムのハーブ香。時間とともにスモークや濡れた石の香りも出だす。梨や黄色い皮のリンゴのような味わ い。品種特有の酸がしっかりとした骨格を作り出す。中古樽で12ヶ月熟成後、ステンレスタンクで熟成。
(インポーター資料より)
シュタイエルスカは、スロヴェニア北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
オーストリアとの国境に近く、なだらかな丘陵地帯が広がっています。
気候は大陸性気候の影響を受けていますが、アルプス山脈からの冷涼な風と、パンノニア平原からの温暖な空気が混ざり合う独特の微気候を形成しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のラシュキ・リズリング(ヴェルシュリースリング)、シポン(フルミント)、赤ワイン用のモドラ・フランキンヤ(ブラウフレンキッシュ)などがあります。
特に注目すべき地区として、イェルザレムがあります。
ここでは、丘陵地帯の斜面を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と豊かなミネラル感が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。
フルミントは、ハンガリーのトカイ地方を代表する白ワイン用ブドウ品種です。
トカイ地方は、ハンガリー北東部に位置し、ボドログ川とティサ川に囲まれた丘陵地帯にあります。
この地域は、大陸性気候と山岳性気候の影響を受け、秋には貴腐菌の発生に適した朝霧が発生します。
トカイ地方では、フルミントの他にハールシュレヴェルー、サルガ・ムシュコタイ(イエローマスカット)などの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、トカイの丘陵地があります。
ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
フルミントから造られるワインは、高い酸と糖度が特徴で、若いうちはナシやライムを思わせるフレッシュな香りがあり、熟成するとナッツやスパイスの香りが加わります。