樹齢12年、仕立てはコルドーネスペロナートとグイヨ。粘土質土壌。収穫は9月。
ステンレスタンクで自然酵母発酵、3品種を混醸します。マセラシオンは4日間。
ステンレスで約10ヶ月間熟成後、ノンフィルターでボトリング。So2はほぼ無添加。
生産者は瓶底の澱を撹拌して開けるのをオススメしています。
気軽に楽しめるマセラシオンタイプのアブルッツォビアンコ。ビターレモン、エストラゴン、ミント、レモングラスなどビターなハーブ感が強く感じられ、グラスの中で少しづつ熟れた果実香やジャスミンの香りが上がってきます。
ポテンシャルが高く、エキス感が強くタンニンもしっかり。昔ながらの素朴な飾らないワインでありながら彼らの畑のたくましさを感じることができる素晴らしいVTになったかと思います。
ブルッツォは、イタリア中部に位置する魅力的なワイン産地です。アペニン山脈の東側に広がり、アドリア海に面しています。地形は山岳地帯から丘陵、海岸平野まで変化に富んでいます。
気候は、内陸部では大陸性気候、海岸部では地中海性気候の特徴を持ち、ブドウ栽培に適した環境を提供しています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のモンテプルチャーノ・ダブルッツォ、白ワイン用のトレッビアーノ・ダブルッツォなどがあります。
特に注目すべき地区として、コッリーネ・テラマーネがあります。
ここでは、モンテプルチャーノ・ダブルッツォを使用した力強い赤ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とスパイシーな香りが特徴で、長期熟成にも適しています。