ナチュールワイン・ナチュラルワイン・ヴァンナチュール・自然派ワイン

SoldOut

ブラン・ド・ブラン パ・ドゼ 2017 - アレッサンドロ・ヴィオラ

Blanc de Blancs Pas dose 2017 - Alessandro Viola

¥6,050

標高400メートルの畑で育ったカタラット100%を野生酵母で醸造した瓶内二次発酵のスプマンテ。
ステンレスタンクで発酵。その後90%をステンレス、10%を古いバリックで熟成。
ボトリング後モストを加えて瓶内二次発酵を行います。その後瓶内で20ヶ月間熟成。
野生酵母と亜硫酸をギリギリまで抑えた果実味からは力強い旨味と野性味を感じます。

​リンゴのタルト、ドライハーブ、ハチミツ、金木犀などを感じさせる芳ばしいアロマ。
一部木樽を用いた長期熟成の複雑でビターな香りがあり、グラスでの変化もあります。
しっかりとした泡はキメ細かく心地良く口の中で広がります。
味わいはドライでビターな旨味がぎっしりと詰まっており、ほのかなタンニンも感じます。
強く長い余韻を持つすごいスプマンテです。


アレッサンドロ・ヴィオラについて

アレッサンドロ・ヴィオラ
アレッサンドロは元々トラーパニ県アルカモのブドウ農家で生まれ育ちました。家族の作るブドウは大きな組合に売り葡萄を提供するだけで元詰めをしていませんでしたが、彼は3歳の頃から畑での仕事を手伝っており、幼い頃から自身のワインを作る夢を持っていました。
ワイン醸造学を学ぶ為、醸造学校へも通いました。ですが、醸造学校では現在彼が行っている自然なワインを作る方法は教えられませんでした。
学校での教えとは反面的に、ブドウの中には優れたワインを作る為に必要なものが全て備わっている事に気付きます。
逆に介入をできる限り排除した造りを追い求めていきたい、という欲求を強くするのです。
卒業後はピエモンテの大手ワイナリー、ジョージアの”Badagoni”、エトナの”Patria”で現場経験を積んでいきます。
ジョージアでは長期マセラシオンした白ワインと初めて出会いました。その手法は現在の彼の白ワインにも採用されています。
ですが、彼の働いていた造り手のワインには多量のSo2が添加されていた為、飲み続けるうちに身体が受け付けなくなっていったそうです。その出来事が彼のSo2を制限したワイン造りの考えをより強くさせます。
エトナのワイナリーでは品質の研究職員として勤めていましたが、大規模の生産者だった為結局は自身の考えるようなワイン造りは実現できず、そのワイナリーも離れる事になりました。
程なくしてアルカモへ帰郷しサーフィンを通じて友人となった”ガエターノ”とUva tantumを立ち上げる事になります。Uva tantumでは自身の考えであった化学薬品を排除した無農薬での畑仕事、添加物を完全排除したワイン醸造を具現化する第一歩を踏む事ができ、シチリアの自然派ワインの新たな可能性を打ち出しました。
Uva tantum で初めてシチリアの大地でワイン造りを開始したアレッサンドロ・ヴィオラはさらに自身のワイン造りを追求する為に、新たに自身の畑と名前を使ってワイナリーを立ち上げます。
アレッサンドロの畑はUva tantumの畑とは少し離れたアルカモにあり、標高200mの丘にある”ピエトロ・リノーサ”と標高400mの”ファストゥケラ”にそれぞれ畑を持ちます。どちらの畑も付近で他の農業が行われていない為、農薬に害されていない昔から自然栽培で守られてきた畑です。ピエトロ・リノーサは親から受け継いだ畑でグリッロとネレッロマスカレーゼを、ファストゥケラは友人から譲り受けた畑でネロダーヴォラとカタラットが植えられています。(インポーター資料より)

アレッサンドロ・ヴィオラの他のワイン


地域:シチリア

シチリアは、イタリア最大の島で、地中海性の温暖な気候に恵まれたワイン産地です。
海抜0メートルから標高1,200メートルまでの多様な地形と、石灰質、火山性など様々な土壌が特徴で、ブドウ栽培に適した環境を持っています。
シチリアの特産ブドウ品種には、白ワイン用のインツォリア、グリッロ、カタラット、赤ワイン用のネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼなどがあります。
特に注目すべき地区として、エトナ山の麓があります。ここでは、火山性土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、酸とミネラルが豊かで、エレガントな味わいが特徴です。





生産年
2017

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

ブラン・ド・ブラン パ・ドゼ 2017に似たワイン