手摘みで収穫し、除梗して軽く破砕。皮と種を含めて 3〜4 時間スキンコンタクト。圧搾された果汁は、さまざまな種類のアンフ
ォラに使用し、温度調整もせず、天然酵母による自然発酵。さらに澱引きせずにアンフォラで 5 ヶ月熟成。 無清澄、無濾過、
全ての工程で亜硫酸無添加。現存する最後のアンフォラ職人の1人である Juan Padilla ホアン・パディラ氏によって作られている為、敬意を表し、ワイン名とラベルで使用。淡いピンク色。フレッシュなラズベリー、プラム、ピンクグレープフルーツ、赤い花、紫蘇、少しのスパイスの香り。フルーティーな口当たりとフレッシュな酸味。ドライかつ、滑らかなテクスチャー。ワインだけでも楽しめますが、スパイスやハーブを効かせた料理と相性が良く食事にも寄り添うワイン。(インポーター資料より)
バレンシア州は、スペイン東部の地中海沿岸に位置し、温暖な地中海性気候と多様な地形を持つワイン産地です。海岸沿いの平野から内陸部の丘陵地帯まで、変化に富んだ地形がワインの個性を生み出しています。この地域の特産ぶどう品種には、赤ワイン用のボバルとモナストレル、白ワイン用のマカベオがあります。特にボバルは、バレンシア州のウティエル・レケーナ地区が原産地で、近年再評価されている注目の品種です。ウティエル・レケーナ地区は、バレンシア州の中でも特に注目される産地です。ここでは、ボバルを主体とした深い色合いの滑らかなワインが造られています2。これらのワインは、果実味豊かでバランスの取れた味わいが特徴です。
バレンシア州では、自然派ワイン(ナチュラルワイン)の生産も盛んです。地元の固有品種を活かし、化学的な添加物を極力抑えた醸造方法で、テロワールの個性を表現したワインが造られています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味と、土地の特徴を反映した味わいが楽しめます。