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ヴァイス ナトゥーア 42 2020 - リンダー

Wiss Natür 42 2020 - Linder

¥4,620

マセ 3 週間前後、ステンレス発酵。
SO2 無添加。
42Kg/100 ㎡

揮発強めのジューシーさ、
ピンクグレープを丸かじりしたような。


リンダーについて

リンダー
ドイツ、バーデン、カイザーシュトゥール。もともと火山だったこの地域は、一面葡萄畑が広がっている。標高は190~240m。当主ロナウドさんは、電気技師や列車運転手、メディア関係の仕事などを
経て、2011年に実家の農園に戻り、ワイン造りを始めた。今では、小麦を造り、野菜を造り、果実を
造り、20頭の羊を飼い、総合的な農園へと変貌している。
2013にはデメテールの認証を取得。農法は常に試行錯誤、ビオデナミの薬草、カモミール、イラク
サ、バレリアン等を駆使し、通年を通じて植物検疫的処置を施していく。
土壌は火山性土壌と肥沃なレス土壌。時に葡萄の樹勢が強すぎるエリアでは、一緒にカボチャや
野菜を植え、余分なエネルギーを吸い取らせ、その野菜は消費する。畑は健康そのもので、草はなぎ
倒すだけで地表を保湿し、のちに羊に食べさせる。新梢は切らず、自然にできる果実を大切にしてい
る。2019年からは防疫の銅と硫黄も撒かなくなった。しかしその代償として2021年は90%をペロノス
ポラ(ベト病)でやられてしまった。しかしそれでも、それ以上に葡萄が強くなれば良いとの考えのもと、今後も銅と硫黄の防疫はするつもりはないようだ。
2022年の収穫時期に一部ペロノスポラのついた葉っぱを見かけたが、広がってはおらず、収穫は上々そうであった。セラーで小さなタンクを指さし、2021年のすべての葡萄でこれしかできなかったよと、苦笑しながら話してくれた。醸造に関しても驚くことがある。マセラシオンは2週間から6週間、しかし彼のワインにそれほどの長さは感じない。理由は櫂入れをしないこと。かきまぜないことで余計な抽出をしない、酸化を促さない。そして上層の浮き上がった皮の部分はなんと捨ててしまい、中の良い部分だけをワインとする。まさに中取りである。皮の引き上げ時期は、香りを嗅いで判断する、彼にとってマセラシオンの日数はあまり意味がないとのこと。
彼の妥協をしない、真っすぐなワイン造りは品質に表れている。心を魅了するワインである。
mit Herz und Hand, mit Liebe und Verstand, zum Wohle und zur Freude gereicht
心と手で、愛と理解をもって、善と喜びの為に
(インポーター資料より)

リンダーの他のワイン


地域:バーデン=ヴュルテンベルク

バーデン=ヴュルテンベルクは、ドイツ南西部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
地形は北部の平野部から南部のシュヴァーベン・アルプまで変化に富んでいます。
気候は温暖で、年間平均気温は約10°Cと、ドイツの他の地域よりも温暖です。
この地域の主要ブドウ品種には、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、リースリング、ミュラー・トゥルガウなどがあります。
特に注目すべき地区として、カイザーシュトゥールがあります。
ここは火山性の土壌を持つ独特の地形で、温暖な微気候を活かした個性的なワインが生産されています。これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味を持ち、力強さと優雅さを兼ね備えています。
近年、バーデン=ヴュルテンベルクではナチュラルワインの生産も盛んになっています。
化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視することで、テロワールの個性を生き生きと表現したフレッシュで個性的なワインが生まれています。





生産年
2020

容量
750ml

送料
¥1,500 (¥18,000以上で送料無料)

税率
10%

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