5日のマセラシオン、50%は古樽、50%はステンレスタンクで熟成濁りのあるオレンジ掛かった黄金色。カリン、黄桃、アプリコット、パッションフルーツなどの複雑なアロマ。熟したパイナップルのようなコンポートを連想させる様々なフルーツのフレーヴァー、おだやかな酸と骨格がありつつも柔らかなタンニン。オレンジピールやスパイスの余韻。(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
ヴェルメンティーノは、イタリアのサルデーニャ島を中心に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
サルデーニャ島は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は温暖です。この気候がヴェルメンティーノの栽培に適しています。
サルデーニャ島では、ヴェルメンティーノの他にカンノナウ、カリニャーノ、ヌラグスなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ガッルーラがあります。
ここでは、DOCG ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラが生産されています。
このワインは、しっかりとしたアルコール感と深みのある味わいが特徴で、かすかに海を思わせる塩味も感じられます。
ヴェルメンティーノから造られるワインは、レモンやライムなどの柑橘類、白い花や黄桃のアロマに、アーモンドやハーブの香りが加わります。
口当たりは軽やかな酸味と柔らかさが特徴で、フレッシュな味わいながらもボリューム感のある果実味を楽しめます。