除梗、破砕無しで一晩低温保管、12時間の短い醸し、重力でゆっくりと圧搾。10年以上の古樽で発酵、3月の新月まで7ヶ月間樽熟成。Lily RoseとLes Salinesの中間的なロゼ。やや淡いルビー色。さくらんぼやカシス、クランベリーなど熟した赤い果実の甘やかなアロマに、ナツメグなどのスパイス香がアクセントを加えています。コンポートした赤い果実や、桃や梨のほのかな甘みが沁み込み、清涼感のある果汁が口の中に広がります。酸はおだやかでアフターにかけて赤いプラムの果皮のようなフルーティーで繊細なタンニンが感じられます。ほのかな苦味がアフターを引き締めて充実感が膨らみます。(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
アラモンは、フランス南部のラングドック地方で主に栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
ラングドック地方は、地中海に面し、温暖な地中海性気候に恵まれています。夏は暑く乾燥し、冬は穏やかです。
この地域では、アラモンの他にカリニャン、グルナッシュ、シラーなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、コルビエールがあります。
ここでは、石灰質と粘土質の混じった土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
アラモンから造られるワインは、軽やかでフルーティーな味わいが特徴で、チェリーやラズベリーの風味に、かすかなハーブのニュアンスが加わります。