パールのコロンバール、ブリーデクルーフのマスカット・オブ・アレキサンドリアを同日に手摘みで収穫、選果後、コロンバールはすべて全房、マスカットは半分全房で、半分除梗。両方のぶどうを1つのタンクにいれ、抽出はほぼせず、10日間発酵。その後プレスし、古樽に移し、10カ月間発酵熟成。瓶詰め1カ月前に澱引きをし、ノンフィルターで瓶詰め。このワイン造りの背景には、忘れ去られてしまったぶどう品種から何かユニークなものを造り出すということでした。南アフリカは世界最大のコロンバー栽培面積を誇りますが、地元の人のほとんどはコロンバールを味わったことがありません。なぜならば、ほとんどのぶどうは蒸留酒とブランデーの生産に使われるからです。南アフリカには様々なぶどう品種がありますが、このぶどうはもともと収穫量が多いという理由で植えられましたが、今では郊外で静かに忘れ去られています。このワインの目的は、ケープ周辺の失われたぶどう畑から評価されていないぶどうを見つけ出し、それらに新たな機会を与えることです。(インポーター資料より)
スワートランドは、南アフリカの西ケープ州に位置する広大なワイン産地です。
地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
年間平均気温は17.0~18.2°Cで、夏季の日照時間は11.2時間と長く、ブドウの生育に適しています。
この地域の特産ブドウ品種には、シラーズ、グルナッシュ、シュナン・ブラン、コロンバールなどがあります。
特に注目すべき地区として、パールドバーグがあります。
ここでは、約7億年前の風化した花崗岩質土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、エレガントな酸味も楽しめ
コロンバールは、フランス南西部のガスコーニュ地方で主に栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、大西洋の影響を受けた温暖な気候で、石灰質や粘土質の土壌が広がっています。
ガスコーニュ地方では、コロンバールの他にウニ・ブラン、グロ・マンサン、タナなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、コート・ド・ガスコーニュがあります。
ここでは、コロンバールを主体とした爽やかな白ワインが生産されています。
コロンバールから造られるワインは、フレッシュでフルーティーな香りが特徴で、青リンゴや桃の風味にグレープフルーツやライムのような柑橘系の爽やかさが加わります。