山形県南陽市産のスチューベン93%、デラウェア7%使用。スチューベンを全て除梗してオープンタンクに入れてブースターを添加し発酵開始。およそ2週間の醸し発酵の後プレス。約1ヶ半の静置後、瓶内二次発酵に必要な糖分としてデラウェアのジュースを加えボトリング。約11ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。亜硫酸無添加。(インポーター資料より)
新潟県は日本海沿岸から内陸まで広がる多様な地形を持ち、海洋性気候と盆地気候が混在します。特に「新潟ワインコースト」は、砂質土壌と海の影響を受ける温暖な気候が特徴で、ブドウの糖度が上がりやすく、フレッシュで軽やかなワインが生まれます。主要な葡萄品種はシャルドネ、メルロ、アルバリーニョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーAなどで、特に欧州系品種の栽培が盛んです。新潟ワインコーストには「カーブドッチ」「フェルミエ」「ドメーヌ・ショオ」などナチュラルワイン志向のワイナリーが集結。フェルミエは除草剤や化学肥料を極力使わず、野生酵母による自然発酵で土地の個性を素直に表現した繊細なワインを造ります。ドメーヌ・ショオは「一人一本飲める」優しい味わいを目指し、化学農薬を使わず、亜硫酸も極力使わないナチュラルな醸造で、だしのような旨みや瑞々しい果実味が特徴です。
スチューベンは、主に青森県の津軽地方、特に鶴田町で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、寒冷な気候と日照時間の長さが特徴で、ブドウの栽培に適した環境を持っています。
青森県では、スチューベンの他にキャンベル・アーリーやナイアガラなども栽培されています。
特に鶴田町は、スチューベンの生産量日本一を誇る特出した地区です。
鶴田町で造られるスチューベンワインは、フルーティーで甘みのある味わいが特徴です。
糖度が高く酸味が少ないスチューベンの特性を活かし、フレッシュで親しみやすい赤ワインに仕上がっています。
近年、この地域でもナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。化学的な介入を最小限に抑え、スチューベン本来の風味を生かしたワイン造りが行われています。これらのワインは、津軽の自然の恵みを直接感じられる、生き生きとした味わいが特徴です。
スチューベンワインは、その親しみやすい甘みと果実味から、ワイン初心者の方にも楽しめる日本ワインの入門として最適です。
また、スチューベンの高い貯蔵性を活かし、熟成させたワインも造られており、時間と共に変化する味わいを楽しむこともできます。