フランス語で「見張り番」を意味するワイン。手摘みで収穫、美しいブドウを選別して除梗します。1日だけマセラシオンした後、軽くプレス。土着酵母により自然発酵した後、ステンレスタンクで熟成させます。赤とロゼの中間のような色合いで、美しく深いルビー色をしています。ムールヴェードルとは思えないほど軽やかかつフルーティーで、野生のザクロと甘美なイチゴを思わせる豊かな風味があり、スミレ、黑コショウ、タバコの葉の繊細なノートと非常にマッチしています。
インポーター資料より
ルーションは、フランス南部のピレネー山脈とスペイン国境に近い地中海沿岸に位置する魅力的なワイン産地です。地中海性気候の影響を受け、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
また、トラモンタンと呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹き、ブドウの病気を防ぐ役割を果たしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のグルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、白ワイン用のグルナッシュ・ブラン、マカブーなどがあります。
特に注目すべき地区として、バニュルスがあります。ここでは、急斜面の段々畑で栽培されたブドウから、独特の甘口ワインが生産されています。
これらのワインは、濃厚な果実味とナッツのような風味が特徴で、長期熟成にも適しています。