手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、品種ごと別々にステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。SO2や酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。果皮浸漬の期間は 2 週間前後。この間、1日1回の櫂入れを行う。ポンピングオーバーは行わない。アルコール発酵終了後、ステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成。その後、ブレンドを行って、収穫翌々年に無清澄・ノン・フィルターで瓶詰め。SO2 は必要な場合に限り、瓶詰め前に最小限のみ添加。
「マカイア」とはリグーリアの方言で、ジェノヴァ湾で発生する、特定の気象条件のことを言います。湿度が高くどんよりとした空の天候を指します。航海や気象学の用語に使われていましたが、時が経つにつれて、人間の感情を示す比喩的な意味を持つようになり、「怒りと混じり合ったメランコリーな気分」を表す言葉として使われるようになりました。 エチケットデザインは、アイルランドの芸術家スティーブン・ティトリに手によるもので、アイルランドの伝統的な船乗りの入れ墨をイメージしています。海とリグーリア湾、メランコリーな気分、帆船、灯台などをマカイアの言葉と結び付けています。 (インポーター資料より)
ピエモンテは、イタリア北西部に位置するワイン産地で、「山の麓」を意味する名前の通り、アルプス山脈の麓に広がっています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い地域で、この気候がブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、白ワイン用のティモラッソなどがあります。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
ここでは、ネッビオーロ種を使用した高級赤ワインが生産されています。
これらのワインは、タンニンが凝縮された重厚な味わいが特徴で、長期熟成にも適しています。