マリオッコという、カラブリア州北部の土着品種。南の品種にしては爽やかさがあります。酸味と心地いいタンニンがあり、 アメリカンチェリー、カシス、 ブラックペッパーのニュアンス。
カラブリアは、イタリア半島の「つま先」に位置する魅力的なワイン産地です。
内陸部にはポッリーノ山塊、シーラ高地、アスプロモンテ山塊があり、起伏に富んだ地形が特徴です。気候は大陸性で、昼夜の温度差が大きく、ブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のガリオッポ、マリオッコ、白ワイン用のグレコ・ビアンコなどがあります。
特に注目すべき地区として、チロがあります。
ここでは、ガリオッポ種を使用した個性的な赤ワイン「チロ」が生産されています。これらのワインは、しっかりとした味わいが特徴で、地元の唐辛子料理とよく合います。
マリオッコは、イタリア南部のカラブリア州で栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
カラブリア州は、イタリア半島の「つま先」に位置し、イオニア海とティレニア海に囲まれています。地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。
この地域では、マリオッコの他にガリオッポ、グレコ・ビアンコ、カラブレーゼ(ネロ・ダーヴォラ)などの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、チロDOCがあります。
ここでは、イオニア海沿いの丘陵地帯で個性的なワインが生産されています。
マリオッコから造られるワインは、濃い色合いが特徴で、ブルーベリーやプラムなどの果実味豊かな香りと、しっかりとした骨格を持つフルボディのワインになります。