2021は湿度が高く、冷涼な日が続いた。そのため、ベト病の被害にあい収量も少なく葡萄自体を熟させる事もとても困難な年であった。しかし高い酸度を有したまま葡萄を熟させる事ができ、味わいも例年とは異なる個性のあるワインを造る事ができた。シュナンとカベルネを同時に収穫し、12時間の長時間の圧搾をした後、ファイバータンクで発酵9ヶ月熟成。フローラルな香りのする個性のあるスタイル。(インポーター資料より)
ロワール地方は、フランス中部を流れるロワール川に沿って広がる魅力的なワイン産地です。
大西洋の影響を受けた海洋性気候で、夏は温暖で冬は比較的穏やかです。
地形は変化に富み、川沿いの丘陵地帯や石灰岩の台地が特徴的です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ワイン用のカベルネ・フランなどがあります。
特に注目すべき地区として、サンセールがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。
これらのワインは、フレッシュな果実味と爽やかな酸味が特徴で、ミネラル感も豊かです。