手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、二品種を一緒にステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬はソフトなポンピングオーバーで約2週間。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成を行い、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫はフラッパートもペリコーネも9月下旬。アルコール度数13度。2022年4月時点のSO2トータルは61mg/l。
TAILLÉ タイエとは、シチリアの方言で、「見て!」を意味する言葉です。(インポーター資料より)
シチリアは、イタリア最大の島で、地中海性の温暖な気候に恵まれたワイン産地です。
海抜0メートルから標高1,200メートルまでの多様な地形と、石灰質、火山性など様々な土壌が特徴で、ブドウ栽培に適した環境を持っています。
シチリアの特産ブドウ品種には、白ワイン用のインツォリア、グリッロ、カタラット、赤ワイン用のネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼなどがあります。
特に注目すべき地区として、エトナ山の麓があります。ここでは、火山性土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、酸とミネラルが豊かで、エレガントな味わいが特徴です。