手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。ジビッポは24時間のスキンコンタクトの後に圧搾。二品種を一緒にステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。その後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫はカタラットが8月下旬。ジビッポが9月上旬。アルコール度数12.5度。2021年11月時点のSO2トータルは66mg/l。
ALLÉアレとはシチリアの方言で、「急いで」とか「来て」とか「早くやって」など、誰かに何かを急いで促す場合に使われる言葉です。(インポーター資料より)
シチリアは、イタリア最大の島で、地中海性の温暖な気候に恵まれたワイン産地です。
海抜0メートルから標高1,200メートルまでの多様な地形と、石灰質、火山性など様々な土壌が特徴で、ブドウ栽培に適した環境を持っています。
シチリアの特産ブドウ品種には、白ワイン用のインツォリア、グリッロ、カタラット、赤ワイン用のネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼなどがあります。
特に注目すべき地区として、エトナ山の麓があります。ここでは、火山性土壌と冷涼な気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、酸とミネラルが豊かで、エレガントな味わいが特徴です。