区画の名がついたキュヴェ。“ラ・サオル 2021( La Saoulée)”と同じ区画です。ルビー色の液体。果実味と酸、ミネラルのバランスが取れたフレッシュさに、なめし皮や土っぽいミネラル感が加わります。スルスルと喉を通っていく液体。
ブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。
土壌:粘土石灰岩土壌
醸造: 全房でマセラシオンカルボニック。一日2回ルモンタージュし、
約10日間後にプレス。発酵が終了したら春までタンクで熟成。
濾過無し、SO2無添加(インポーター資料より)
ボージョレは、フランスのブルゴーニュ地方南部に位置する魅力的なワイン産地です。
花崗岩質の土壌が広がり、温暖な気候に恵まれています。この環境が、ボージョレワインの特徴的な味わいを生み出しています。
この地域の特産ブドウ品種は、圧倒的に赤ワイン用のガメイが主流です。ごく一部にシャルドネやピノ・ノワールも栽培されています。
特に注目すべき地区として、北部の10の村で構成される「クリュ・ボジョレー」があります。
その中でも、サン・タムール、シェナ、ジュリエナなどが有名です3。これらの地区で生産されるワインは、通常のボージョレよりも複雑味があり、果実味豊かで深みのある味わいが特徴です。