除梗後ソフトプレス。野生酵母のみを使い15hlのステンレスタンクにて発酵。 6日間マセラシオン。同容器内にて熟成。醸造時、瓶詰め時ともにSO2不使用。ノンフィルターにて瓶詰め。
ペルポーリオとの違いは
・マセラシオンの期間(シレ:6日間 ペルポーリオ:36時間)
・SO2使用の有無(シレ:醸造時・瓶詰め時共に不使用 ペルポーリオ:瓶詰め時のみ使用)
です。
ブロンズがかった濃いイエロー。レモンなどの柑橘系果実の香りに加え、枇杷や梨などの落ち着いた果実香、爽やかなハーブ、硬質なミネラルの香りなどが豊かに広がります。口中でもしっとりとした優しい柑橘系の果実味とともに細かいタンニンやフレッシュな酸がバランスよく広がり、余韻も長く続きます。
ロンバルディアは、イタリア北部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、大きく山地・丘陵地帯と平野部に分かれています。気候は大陸性で、冬は寒さが厳しく、夏は暖かいのが特徴です。
しかし、コモ湖やガルダ湖などの大きな氷河湖の周辺では、年間を通じて比較的穏やかな気候が見られます。
この地域の特産ブドウ品種には、ネッビオーロ、ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)、シャルドネなどがあります。
特に注目すべき地区として、オルトレポー・パヴェーゼがあります。
この地域はアペニン山脈に連なる小規模な山地によって特徴づけられ、スプマンテ(スパークリングワイン)の生産で有名です。
近年、ロンバルディアではナチュラルワインの生産も増えています。これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。
その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。
ロンバルディアのワインは、多様な地形と気候を反映して、軽やかなスパークリングワインから力強い赤ワインまで幅広いスタイルを楽しむことができます。