醸造:野生酵母のみを使い15hlのステンレスタンクにて発酵。12-13日間マセラシオン。同容器内にて熟成。醸造時、瓶詰め時ともにSO2無添加。ノンフィルターにて瓶詰め。年産:2000本
紫がかったルビー。ブラックチェリーやなどの完熟感の有る黒色果実の香りや、白胡椒などのスパイス、爽やかなハーブの香り。サラサラとした優しいタンニンや果実のエキス分が口いっぱいに広がり、落ち着きのある円やかな酸味やきれいなミネラルも感じられます。余韻にも自然な果実の旨味が長く舌に残ります。(インポーター資料より)
ロンバルディアは、イタリア北部に位置する多様性に富んだワイン産地です。
アルプス山脈の南側に広がり、大きく山地・丘陵地帯と平野部に分かれています。気候は大陸性で、冬は寒さが厳しく、夏は暖かいのが特徴です。
しかし、コモ湖やガルダ湖などの大きな氷河湖の周辺では、年間を通じて比較的穏やかな気候が見られます。
この地域の特産ブドウ品種には、ネッビオーロ、ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)、シャルドネなどがあります。
特に注目すべき地区として、オルトレポー・パヴェーゼがあります。
この地域はアペニン山脈に連なる小規模な山地によって特徴づけられ、スプマンテ(スパークリングワイン)の生産で有名です。
近年、ロンバルディアではナチュラルワインの生産も増えています。これらのワインは、化学的な添加物を極力使用せず、自然な醸造過程を重視しています。
その結果、テロワールの個性を生き生きと表現した、フレッシュで個性的なワインが生まれています。
ロンバルディアのワインは、多様な地形と気候を反映して、軽やかなスパークリングワインから力強い赤ワインまで幅広いスタイルを楽しむことができます。
クロアティーナは、イタリア北部のピエモンテ州、ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州で栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、アルプス山脈の麓に位置し、大陸性気候と地中海性気候の影響を受けています。
この地域では、クロアティーナの他にネッビオーロ、バルベーラ、ボナルダなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、ロンバルディア州のオルトレポ・パヴェーゼがあります。ここでは、ボナルダ・デッロルトレポ・パヴェーゼDOCとして個性的なワインが生産されています。
クロアティーナから造られるワインは、深い紫色で、ブラックチェリーのような肉厚でクリーミーな果実味が特徴です。
短時間で軽めのマセレーションを行うことで、豊富なタンニンをうまくコントロールし、バランスの取れた味わいを生み出しています。