"自己記録更新=世界記録更新"と言っても過言ではないグリニョ(リーノ)、以前から十分にえげつなかったですが、ヴィンテージを追うごとにグリニョリーノというブドウのチャーミングさを活かしながらもネッビオーロと見紛うばかりの尊大さを共存させることに成功していっている気がします。焦点の合い方がどんどん鋭く、精細になっているとも言い換えられるかもしれません。