"自己記録更新=世界記録更新"と言っても過言ではないグリニョ(リーノ)、以前から十分にえげつなかったですが、ヴィンテージを追うごとにグリニョリーノというブドウのチャーミングさを活かしながらもネッビオーロと見紛うばかりの尊大さを共存させることに成功していっている気がします。焦点の合い方がどんどん鋭く、精細になっているとも言い換えられるかもしれません。
ピエモンテは、イタリア北西部に位置するワイン産地で、「山の麓」を意味する名前の通り、アルプス山脈の麓に広がっています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い地域で、この気候がブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、白ワイン用のティモラッソなどがあります。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
ここでは、ネッビオーロ種を使用した高級赤ワインが生産されています。
これらのワインは、タンニンが凝縮された重厚な味わいが特徴で、長期熟成にも適しています。
グリニョリーノは、イタリア北西部のピエモンテ州、特にアスティ地区で栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
この地域は、アルプス山脈の麓に位置し、地中海性気候と大陸性気候の影響を受けています。
ピエモンテ州では、グリニョリーノの他にネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、グリニョリーノ・ダスティDOCがあります。
ここでは、グリニョリーノを90%以上使用した個性的なワインが生産されています。
グリニョリーノ・ダスティのワインは、淡いルビー色で、イチゴやラズベリーなどの赤い果実の香りに、レッドペッパーや丁子のようなスパイシーなニュアンスが特徴です。