標高250mの”La Vigne Mouton”区画。浅い表土の粘土石灰質土壌の畑。南西及び西向きの斜面。70%は除梗し、22°Cを超えない低温で30日間発酵。プレス及びデブルバージュ後に木樽へ移し、10ヶ月熟成。亜硫酸無添加ガメイとしては、稀な強さを持っています。複雑でスパイシーかつ丸みのある口当たり。
インポーター資料より
ブルゴーニュは、フランス東部に位置する名高いワイン産地です。
丘陵地帯が広がり、西のモルバン高地から東のソーヌ川にかけてなだらかに傾斜しています。
気候は大陸性と海洋性の中間に位置し、冬は寒く夏は暖かいのが特徴です。
この地域の特産ブドウ品種は、赤ワイン用のピノ・ノワール、白ワイン用のシャルドネが主流です。
特に注目すべき地区として、コート・ドールがあります。
ここには有名なコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌが含まれ、それぞれ個性的なワインを生み出しています。
コート・ド・ニュイでは、力強く複雑な赤ワインが、コート・ド・ボーヌでは、エレガントで芳醇な白ワインが特徴的です。
ガメイは、フランスのブルゴーニュ地方南部、特にボージョレ地区で栽培される赤ワイン用ぶどう品種です。この地域は温暖な気候と花崗岩質の土壌が特徴で、ガメイの栽培に適しています。ブルゴーニュ地方では、北部でピノ・ノワールとシャルドネが主に栽培されますが、南部のボージョレ地区ではガメイが95%を占めています。
ボージョレ地区の中でも、北側の高地「オー・ボージョレ」は特に注目されます。ここでは「ボージョレ・ヴィラージュ」と呼ばれる上質なワインが生産され、さらに10の特別な地区では「クリュ・ボージョレ」という最高級のワインが造られます。
ガメイから造られるワインは、フルーティーでチャーミングな酸味が特徴です。タンニンは穏やかで、赤い果実や時にコショウを思わせる香りを持ちます。オーク樽で熟成させると、複雑で長期熟成に耐えうるワインになります。
ボージョレ地区では、自然派ワイン(ナチュラルワイン)の生産も盛んで、添加物を極力抑えた、ぶどう本来の味わいを楽しめるワインが造られています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味が特徴で、ワイン初心者でも親しみやすい味わいです。