濃い麦わら色の外観。革や熟した洋ナシ、ハーブの香り。厚みのある果実味と柑橘系の果皮のような苦みが味わえ、柔らかなミネラルとフレッシュなハーブのニュアンスが余韻に残ります。(インポーター資料より)
アルザスは、フランス北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ヴォージュ山脈とライン川に挟まれた地域で、山脈が西からの湿った風を遮り、年間降水量が少ない乾燥した気候となっています。
また、大陸性気候の影響で暑い夏と寒い冬が特徴です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、赤ワイン用のピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、グラン・クリュ(特級畑)があります。
ここでは、テロワールの個性を生かした高品質なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフルーティーな香りが特徴で、複雑な風味と長い余韻を楽しめます。
シルヴァネールは、主にドイツのフランケン地方とフランスのアルザス地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種です。
両地域とも、大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒冷です。
フランケン地方では、シルヴァネールの他にミュラー・トルガウやリースリングが栽培されています。
アルザス地方では、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリなどが有名です。
特に注目すべき地区として、アルザスのゾッツェンベルクがあります。
ここでは2006年からシルヴァネールを使用したアルザス・グラン・クリュワインの生産が認められています。
シルヴァネールから造られるワインは、柑橘系果物やハーブのような繊細なアロマと、すっきりとした爽やかさが特徴です。
石灰質土壌で育ったブドウからは、ミネラル感のあるワインが生まれます。