9 月下旬に手摘みで収穫。葡萄を 2 回選択し、全ての葡萄をブレンドし、全房にて優しく圧縮後、ラッキング。ステンレスタンクにて、天然酵母にて 自然発酵。細かい澱共に、古樽、ステンレスタンク、クリスタルタンクを使用して 9 か月熟成。無清澄、無濾過、極少量の硫黄のみ使用してボトリ ング。ピエサ・ラ・モサとはバルドーバー村にある自然区域の名称となり、それをワイン名に使用。 少し濁りのある濃いピンク色。野イチゴやラズベリー、プラム、グレープフルーツの皮、アセロラのアロマ。ドライで柔らかなボディ、野イチゴやラズベリ ーなどのベリー感、しっかりとした酸とミネラル。柔らかさの中に旨味も感じられます。(インポーター資料より)
バレンシア州は、スペイン東部の地中海沿岸に位置し、温暖な地中海性気候と多様な地形を持つワイン産地です。海岸沿いの平野から内陸部の丘陵地帯まで、変化に富んだ地形がワインの個性を生み出しています。この地域の特産ぶどう品種には、赤ワイン用のボバルとモナストレル、白ワイン用のマカベオがあります。特にボバルは、バレンシア州のウティエル・レケーナ地区が原産地で、近年再評価されている注目の品種です。ウティエル・レケーナ地区は、バレンシア州の中でも特に注目される産地です。ここでは、ボバルを主体とした深い色合いの滑らかなワインが造られています2。これらのワインは、果実味豊かでバランスの取れた味わいが特徴です。
バレンシア州では、自然派ワイン(ナチュラルワイン)の生産も盛んです。地元の固有品種を活かし、化学的な添加物を極力抑えた醸造方法で、テロワールの個性を表現したワインが造られています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味と、土地の特徴を反映した味わいが楽しめます。