完熟して色づいた果皮とともに2日間マセレーションをし、際立つ酸味と張りのあるミネラルに甘みを感じる。ほんのりとしたアロマティックさと白いブーケのニュアンスが混在し、冷温でもきっちりと果実の輪郭が浮かびます。鋭角とも感じる酸味そのものが、全体の表現を押し上げながら、飲みながらずっと「楽しいワイン」であることが感じられます。
クリーンさ押し出しつつ、旨味が本当にバランス良く融合しています。土壌的個性がとても顕著にでていて芯の通った骨格の味わいで、品種には珍しいほんのりアロマティックな要素(「ソーヴィニヨンをほんのほんの少~しだけ混醸したの?」と錯覚するかもが斬新な印象かもしれませんね。
抜栓初日から2日目、3日目へと、シンプルさを脱皮しながら旨味の勢いが膨らみ、絶妙な酸味のトーンがとても面白いです。(インポーター資料より)
リグーリアは、イタリア北西部に位置する美しい沿岸地域で、独特のワイン産地として知られています。
アペニン山脈と地中海に挟まれた急峻な地形が特徴で、温暖な地中海性気候に恵まれています。
この気候は、暖かく乾燥した夏と穏やかな冬をもたらし、ブドウ栽培に理想的な環境を提供しています。
リグーリアの特産ブドウ品種には、白ワイン用のヴェルメンティーノ、ピガート、赤ワイン用のロッセーゼ、チリエジョーロなどがあります。
特に注目すべき地区として、チンクエ・テッレがあります。
ここでは、急斜面に作られたテラス状の畑で栽培されたブドウから、ミネラル感豊かで爽やかな白ワインが生産されています。
これらのワインは、海の香りと柑橘系の風味が特徴で、地元のシーフード料理と絶妙にマッチします。