アルバーナ主体、モントゥーニ、アリオンサ、ピニョレット(グレケット・ジェンティーレ)。ステンタンクでアルバーナの醗酵が終了する間際あたりに、破砕した他3種のモストをブレンドし、さらに醗酵を促し(カーボニックマセレーションをしながら)、清廉なアロマを醸せるようにした。アリオンサはアルバーナよりも香りが強くなる傾向があり、上品な果実と相乗効果が出ているように感じられる。僅かに焦げたアーモンドの皮のような香りもあり、柔らかなタンニンの触感もキュートなアクセント。
シルデーラとはボローニャ方言で「ストーリーテラー」という意味で、まさに土壌、そこでで育った葡萄、白品種の歴史を全て繋ぎ合せる存在と位置付けています。アルバーナのタンニンと果実感、モントゥーニの豊かなアロマ、アリオンサとピニョレットの酸味がそれぞれ融合してくれている印象をこのワイン名に込めています。
(インポーター資料より)
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。