品種ごとに別々に醸造。 どちらもグラップ・アンティエールにて、ムールヴェードルは15日間マセラシオン、 カリニャンはダイレクトプレス。ムールヴェードルはコンクリートタンクで、カリニャンはドゥミ・ミュイにて、 それぞれ9ヶ月間熟成。その後、アッサンブラージュ。2023年は過去最高に乾燥したヴィンテージで、年間降水量はわずか350mmだった。 さらに8月に45℃という記録的な猛暑もあったがぶどうは耐え、 ここ10年間で最も量質共に素晴らしい年となった。
良いぶどうがたくさん収穫できた年に造るキュヴェで、長期熟成を待たずしてラングロールの本質を 体感できる貴重なワイン。 ワイン名は「小川」の意味。畑の横に小川が流れていることからつけられた。 細く長く流れる小川のように、たくさんの人に届きますようにという想いが込められている。 ル・ルイソーは「小川」を意味する新しいワイン。細かく長く流れる小川のようにたくさんの人に届くことを願って作られました。長期熟成を待たずに楽しめるキュベ。柔らかいエキス感、そして果実の甘みが芯に感じられ心から美味しいと思える素晴らしい出来でした。(インポーター資料より)
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。
ムールヴェードルは、フランス南部のローヌ地方で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。
ローヌ地方は地中海性気候で、暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。ミストラル風が吹き、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、ムールヴェードルの他にグルナッシュ、シラー、カリニャンなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、バンドール地区があります。
ここでは、石灰岩と粘土質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
ムールヴェードルを主体としたワインは、濃い色合いと豊かなタンニン、スパイシーな風味が特徴で、ブラックベリーやプラムを思わせる果実味と、ハーブや革の香りが楽しめます。