泥灰土、黒色片岩、南南東、標高40m~70mの丘地、収量22hl/ha、SO2無添加。15hlの木桶で熟成。ブドウ果汁のエキス分をしっかりと感じられる甘みと濃さ。タンニンと酸のバランスが心地よく南の品種ながらも飲み疲れない印象。当主サラニ氏が愛するフランス人作家BORIS BIANの『赤い草(L'Herbe rouge)』という作品へのオマージュと、鉄分を含む片岩質土壌に照り付ける太陽に関連づけてこのキュヴェ名を付けた。(インポーター資料より)
ラングドック地方は、フランス南部の地中海沿岸に位置する広大なワイン産地です。
温暖な地中海性気候と、年間200日も吹く乾燥した冷風(トラモンタネ)がブドウ栽培に理想的な環境を作り出しています。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといったローヌ系品種や、地元品種のピクプールなど、多様なブドウが栽培されています。
特筆すべき地区の一つがフォジェールで、標高約350mの痩せた土壌が特徴です。ここでは多くのドメーヌが有機栽培やビオディナミ農法を採用し、自然派ワインの生産に力を入れています。
また、ミネルヴォワ地区の中でも、ラ・リヴィニエールは高品質なワインで知られています。
シラーやグルナッシュから造られる洗練された味わいのワインは、凝縮感とボリューム感があり、滑らかな舌触りが特徴です1。
ラングドックワインは、南フランスの太陽のように力強く、輝きのある赤色が魅力的です。
カジュアルなデイリーワインから高品質なものまで幅広く、ワイン愛好家の探究心をくすぐる多様性に富んだ産地といえるでしょう
グルナッシュは、フランス南部のローヌ地方やスペインのプリオラートなど、地中海沿岸の温暖な気候で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。ここでは、フランスのローヌ地方南部に焦点を当てます。ローヌ南部は、地中海性気候で暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。この地域では、グルナッシュの他にシラー、ムールヴェードル、カリニャンなどの品種も栽培されています。
特筆すべき地区としてシャトーヌフ・デュ・パプがあります。ここでは、丸い小石(ガレ)に覆われた独特の土壌が、昼間の熱を蓄え、夜間にブドウに放出することで、ブドウの熟成を促進します。
シャトーヌフ・デュ・パプのグルナッシュを主体としたワインは、濃厚で果実味豊かな味わいが特徴です。スパイシーなニュアンスと、熟したベリー系の香りが楽しめます。
近年、この地域ではナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。有機栽培やビオディナミ農法を採用し、最小限の介入で醸造を行うことで、テロワールの個性を鮮明に表現したワインが生まれています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味と、グルナッシュ本来の魅力を存分に引き出しています。