このキュヴェは昨年に続き2回目のヴィンテージ。パトゥスという名前は畑の名前から取りました。 元々3箇所の畑から収穫したグルナッシュをブレンドして作る「グルナッシュ3」というキュヴェがあったのですが、1箇所目を醸造した時に非常に美味しく単一の畑でキュヴェにすることを決断しました。今年はより軽くフルーティーなキュヴェを狙って収穫を早めました。 手摘みで収穫した後、除梗されたブドウは約1週間のカルボニックマセラシオンを経て、圧搾されて瓶詰めされます。昨年との違いは隠し味としてほんの少しだけムールヴェードルを追加していることですヴィクトールの狙い通りのグビグビいける赤に仕上がり、とても軽くて飲みやすく、程よい酸味があります。
インポーター資料より
ラングドック地方は、フランス南部の地中海沿岸に位置する広大なワイン産地です。
温暖な地中海性気候と、年間200日も吹く乾燥した冷風(トラモンタネ)がブドウ栽培に理想的な環境を作り出しています。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといったローヌ系品種や、地元品種のピクプールなど、多様なブドウが栽培されています。
特筆すべき地区の一つがフォジェールで、標高約350mの痩せた土壌が特徴です。ここでは多くのドメーヌが有機栽培やビオディナミ農法を採用し、自然派ワインの生産に力を入れています。
また、ミネルヴォワ地区の中でも、ラ・リヴィニエールは高品質なワインで知られています。
シラーやグルナッシュから造られる洗練された味わいのワインは、凝縮感とボリューム感があり、滑らかな舌触りが特徴です1。
ラングドックワインは、南フランスの太陽のように力強く、輝きのある赤色が魅力的です。
カジュアルなデイリーワインから高品質なものまで幅広く、ワイン愛好家の探究心をくすぐる多様性に富んだ産地といえるでしょう