手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。SO2や酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。果皮浸漬の期間は2週間前後で、アンフュージョンのみのソフトな抽出。アルコール発酵終了後、引き続きステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成を行い、収穫翌年の夏に無清澄・ノン・フィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2024年5月時点のSO2トータルは19mg/l。アルコール度数は14度。(2020ヴィンテージ)
*「VINO DI TUTTIヴィノ・ディ・トゥッティ」とは、イタリア語で『みんなのワイン』という意味です。 (インポーター資料より)
ピエモンテは、イタリア北西部に位置するワイン産地で、「山の麓」を意味する名前の通り、アルプス山脈の麓に広がっています。
大陸性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い地域で、この気候がブドウに複雑な風味をもたらしています。
この地域の特産ブドウ品種には、赤ワイン用のネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、白ワイン用のティモラッソなどがあります。
特に注目すべき地区として、バローロとバルバレスコがあります。
ここでは、ネッビオーロ種を使用した高級赤ワインが生産されています。
これらのワインは、タンニンが凝縮された重厚な味わいが特徴で、長期熟成にも適しています。
バルベーラは、イタリアのピエモンテ州を代表する赤ワイン用ブドウ品種です。
ピエモンテ州は、アルプス山脈の麓に位置し、丘陵地帯が広がっています。
地中海性気候と大陸性気候の影響を受け、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域では、バルベーラの他にネッビオーロ、ドルチェット、モスカートなどの品種も栽培されています。
特に注目すべき地区として、アスティとアルバがあります。
ここでは、石灰質や粘土質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
バルベーラから造られるワインは、チェリーやフランボワーズを思わせるフルーティーな香りと、スミレなどのフローラルな香り、そして豊かな酸味が特徴です。