発酵過程の間、マラケシュのスーク(北アフリカの市場の名前)、スパイス、モロッコの暑さのようなにおいがしました。そのイメージから伝統的なモロッコ料理のクスクスを名前に選びました。ブドウはロリータのブドウ畑から50%、パートナーであるニコラ・ルノーのブドウ畑から50%を使用しています。子供を出産した年で、あまり収穫に参加できなかった為、ワインがどうなるか予想がつきにくかったと言います。収穫後、ブドウは古い木製プレスで圧搾され、別々のタンクに入れられます。果汁は4月にアッサンブラージュして瓶詰めを行いました。スミレ、マシュマロ、シロップ、ピンクのポプリの香り。
ローヌは、フランス南東部に位置する魅力的なワイン産地です。
ローヌ川に沿って約250kmにわたって広がり、北部と南部に大きく分かれます。
北部は半大陸性気候で急峻な斜面に畑が並び、南部は地中海性気候でなだらかな丘陵地が広がります。
特産ブドウ品種は、北部では赤ワイン用のシラー、白ワイン用のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ。南部では赤ワイン用のグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなどがあります。
特出した地区として、北部のコート・ロティがあります。
ここでは、花崗岩質の土壌と急斜面を活かした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、シラーの力強さとヴィオニエのエレガントさが融合した複雑な味わいが特徴です。