ロリータはワイン造りを始めて数年ですが、スター性を秘めた造り手です。彼女は故郷のラングドックを出てパリのクラブなどでマーケティングの仕事をした後に農業学校で勉強し ました。卒業後はパリとカナダのワインショップ働いていたのですが、ナチュラルワインをお客さんに勧めているうちに、自分でも造ってみたいという気持ちがふつふつと湧き上がってき たと言います。現在、ラングドックのナチュラルワインシーンで最も注目されている生産者の1人である彼女のワインは、すでにニューヨークやロンドン、ベルリンなどフランス国外で も人気になっています。私生活では2021年に第一子となる男児を出産。父親はクロ・デ・グリヨンとして有名なニコラ・ルノーです。母になり、よりいっそう充実した日々を送るロ リータのワインどのように進化していくのか。今後も目が離せません。ローヌ南部に畑1ha(グルナッシュ0.4ha、シラー0.3ha、サンソー0.3ha)を所有していますが、足りない分 はブドウを他の畑から購入してボリュームを増やしています。2018年に1,800本、2019年に5,000本、2020年には8,000本になりました。
収穫、有機栽培、醸造、瓶詰め、さらにはボトルのポップなラベルのデザインまで一人でこなします。また、仕事は全て手作業でブドウ畑を自宅のガーデニングのように丁寧に 扱います。
彼女のワインはフィルターを通さず、酸化防止剤無添加です。人工的な介入を最小限にするとことは、偽りのないワインを作るという彼女の哲学によるものです。(インポーター資料より)