【PNコメント】
輸入元の方で大事に寝かせてあったそうです。今とても美味しいタイミングだと思います。
この色味がやはり美味しさを期待させます。香りは華やかでみかんや杏のような果実も連想できます。
味わいは優しく、派手さは無いですがコクがありじんわり染み渡ってくるようです。ヨーグルトのような柔らかい乳酸系の酸もあります。紅茶程度の渋みが上品なオレンジワインです。
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ボジェティツェにある樹齢60年のぶどうを使用。手摘みで収穫、選果後、足で破砕し、全房で4週間スキンファーメント。その後、丁寧にプレスし、225Lサイズの木樽に移し、発酵(マロラクティック)。シュールリーにて6カ月間熟成し、ノンフィルターで瓶詰め。
濁りのある黄金色。華やかなボリュームのあるブラッドオレンジの香りが特徴的。じんわり広がる高い酸味が全体を引き上げ、木の枝、漢方のようなコクのあるほろ苦さ、ドライフラワーの乾燥した花の香りが複雑性をだし
煮だした紅茶のような素朴なタンニンが優しく寄り添います。(インポーター資料より)
モラヴィアは、チェコ共和国東部に位置する魅力的なワイン産地です。
大陸性気候の影響を受けていますが、カルパチア山脈が北からの冷たい風を遮り、比較的温暖な気候となっています。
夏は暑く、冬は寒いという特徴がありますが、この寒暖差がブドウの生育に適しています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、ヴェルトリンスケ・ゼレネ、赤ワイン用のフランコフカ(ブラウフレンキッシュ)などがあります。
特に注目すべき地区として、ミクロフがあります。
ここでは、石灰岩質の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。