まるで宇宙の真ん中に浮かんでいるような感覚を与えるユニークなワイン。手摘みで収穫。選果後、ピノ・ブランは、全房にてダイレクトプレスし、ステンレスタンクに移し、シュールリーで発酵熟成。ピノ・グリから派生したリノは、足で軽く破砕してから、全房にてダイレクトプレスし、ステンレスタンクに移し、シュールリーで発酵熟成。8ヶ月熟成させ、瓶詰前にブレンド。ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。イン・ビトウィーンとは、2つのものの間に生まれる空間のことで、密閉された空間で2人の恋人同士の目が交差したときに広がる親密な次元のようなもの。(インポーター資料より)
モーゼルは、ドイツを代表する歴史あるワイン産地です。
モーゼル川沿いに広がる急斜面のブドウ畑が特徴的で、冷涼な気候と豊富なスレート土壌がワインに独特の個性を与えています。
この地域の主要ブドウ品種は、何と言ってもリースリングです。
他にもミュラー・トゥルガウやゲヴュルツトラミネールも栽培されています。
近年では、シュペートブルクンダー(ピノ・ノワール)の生産も増えています。
特筆すべき地区として、ベルンカステルがあります。
ここでは、世界的に有名な「ベルンカステル・ドクトル」という畑があり、複雑さと深みのある高品質なリースリングワインを生産しています。
モーゼルのワインは、エレガントで広がりのある酸味、豊かな果実味、そして際立ったミネラル感が特徴です。
特にリースリングは、花の香りやリンゴ、ピーチのようなフルーツの風味が感じられ、辛口から甘口まで幅広いスタイルで楽しめます。
近年の気候変動により、以前よりもブドウが熟しやすくなり、熟した酸味と精妙なミネラル感、軽やかな果実味を持つ魅力的な辛口ワインが増えています。
モーゼルのワインは、初心者の方にも親しみやすく、ドイツワインの魅力を存分に味わえる素晴らしい入門編となるでしょう。