樹齢25年のグルナッシュ・ブラン。除梗するが破砕はなしのグラン・アンティエール。グラスファイバータンクにて1ヶ月のマセラシオン。オーク樽にて12ヶ月間の熟成後、1年間瓶内熟成。SO2無添加。
幾層にも重なる濃厚で優艶な香りを纏い、熟れたグレープフルーツや紅茶のニュアンス、オレンジピール系のほろ苦さも心地良い!ぶどう本来の果汁の濃さを惜しみなく表現した1本。例えグランクリュクラッセの後に飲んだとしても、消し去ってしまうほどの凝縮した濃密感と存在感!長期のマセラシオンにより、グルナッシュ・ブランのエキスに加え、畑の酵母が元気に活躍する醸造により感動的なオレンジワインへ導かれる…
マタ・ハリとはフランスで有名な女性スパイの名前に由来。ジュリーの考える女性の妖艶さを表現か!?(インポーター資料より)
ラングドック地方は、フランス南部の地中海沿岸に位置する広大なワイン産地です。
温暖な地中海性気候と、年間200日も吹く乾燥した冷風(トラモンタネ)がブドウ栽培に理想的な環境を作り出しています。
この地域では、シラー、グルナッシュ、カリニャンといったローヌ系品種や、地元品種のピクプールなど、多様なブドウが栽培されています。
特筆すべき地区の一つがフォジェールで、標高約350mの痩せた土壌が特徴です。ここでは多くのドメーヌが有機栽培やビオディナミ農法を採用し、自然派ワインの生産に力を入れています。
また、ミネルヴォワ地区の中でも、ラ・リヴィニエールは高品質なワインで知られています。
シラーやグルナッシュから造られる洗練された味わいのワインは、凝縮感とボリューム感があり、滑らかな舌触りが特徴です1。
ラングドックワインは、南フランスの太陽のように力強く、輝きのある赤色が魅力的です。
カジュアルなデイリーワインから高品質なものまで幅広く、ワイン愛好家の探究心をくすぐる多様性に富んだ産地といえるでしょう