ウィーン郊外のヴァインフィアテル南部のグリューナーを使用。酸と骨格を得るため、収穫は数回に分ける。手摘みで収穫、選果後、除梗、破砕し、数時間スキンコンタクト。バスケットプ レスでゆっくり丁寧にプレスし、グラスデミジョンに移し、3ヶ月間発酵。(収穫日毎に別々に仕込む)その後、スチールタンクに移し、シュールリーで6ヶ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止 剤なしで瓶詰め。
薄濁りのある小麦色。熟したカリン、ドライオレンジ、紅茶の香り。味わいは枯葉、ほんのり漢方の優しい風味、キンモクセイ、ターメリック、甘草、果汁感濃くアロマティック、優しいスパイス感。なめらかな酸味とのバランスが良く、印象的で複雑味があり、自然な果汁の甘やかなアフター。
(インポーター資料より)
ヴァインフィアテル南部は、オーストリア北東部に位置する魅力的なワイン産地です。
なだらかな丘陵地帯が広がり、パンノニア平原からの温暖な空気と、カルパチア山脈からの冷涼な風が混ざり合う独特の微気候を形成しています。
夏は暖かく、冬は比較的穏やかで、ブドウ栽培に適した環境です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、赤ワイン用のツヴァイゲルトなどがあります。
特に注目すべき地区として、プーラウがあります。
ここでは、レス土壌を活かした個性的なワインが生産されています。これらのワインは、フレッシュな果実味と豊かなミネラル感が特徴で、エレガントな酸味も楽しめます。