マルヴァジア・ディ・カンディア種100%使用。葡萄の20%をアパッシメント。
ステンレスタンクで果皮とマセラシオンを21日間行い12ヶ月間熟成。
温度管理無しでノンフィルター。陰干しした葡萄を用いたマセラシオンタイプの為、外観は非常に濃い黄金色をしています。
残糖を全く残さずに仕上げる為、香りに反して味わいは限りなくドライで引き締まっています。こちらも白ワインとしてはしっかりとしたタンニンがあり力強い味わいです。
ワイン名は葡萄畑へと導いてくれる道の名前から。
エチケットに描かれているのは中世の城壁の形をした冠をかぶったフクロウ。
1000年代に北イタリアの広大な土地を治めていたマティルデ・ディ・カノッサ女伯へのオマージュです。その領土の中心地がQuarticelloの地域でした。
実際に、レ・モーレに使用するブドウを栽培している畑は、カノッサ家のロッセーナ城が良く見える丘に位置しています。
柚子、金柑、金木犀の華やかな香り。洋梨のような熟れた香りがあり、
時間が経つと紅茶の香りも出てきて次々と香りが変化します。
味わいもアタックから余韻まで、芳醇で隙間がありません。しっかりとマセラシオンした飲みごたえもある熟成も楽しみなVTとなってます。
エミリアロマーニャは、イタリア北部に位置する魅力的なワイン産地です。
北部にはポー川平野が広がり、南部にはアペニン山脈が連なっています。
気候は大陸性気候と地中海性気候の影響を受け、夏は暑く冬は寒い傾向にありますが、アドリア海からの海風が気候を穏やかにしています。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のアルバーナ、トレッビアーノ、赤ワイン用のサンジョヴェーゼ、ランブルスコなどがあります。
特に注目すべき地区として、ロマーニャがあります。ここでは、アルバーナを使用した個性的な白ワインが生産されています。
これらのワインは、フルーティーな香りと豊かな果実味が特徴で、適度な酸味とミネラル感も楽しめます。