ラベルにはFRAMMENTIの「RAM」の上に「ER」と表記されていまして、パーネヴィーノのマスコットキャラクター、マリッポ君も、おにぎり型の輪郭の中には大小&形が様々な図形が描かれています。ジャンフランコは、「さまざまなモノを一緒にすることで、個々が持つ特性を無効にしようとする、錬金術的表現」とまた訳分かんない事を書いてきました。フェルメンティは、このケースでは“複数の醗酵体(=ワイン)”、そしてフラッメンティは“複数の断片”を意味し、とどのつまり、樽に収まりきらなかった様々なワインを適当に混ぜて熟成させたワインという事になるのかと。13%という、2020ヴィンテージのパーネヴィーノのワインとしては低いアルコール度数から鑑みるに、カリニャーノ、モニカの割合が高いのかもしれません。還元などはしていないのですが、少し待ってあげるだけで格段に面白くなる予感がするワインです。(輸入元資料より)
サルディーニャは、イタリア本土から200km離れた地中海の島で、独自のワイン文化を持つ魅力的な産地です。
島の8割以上が丘陵地と山岳地帯で構成され、沿岸部は地中海性気候、内陸部は大陸性気候の影響を受けています。この多様な地形と気候が、個性豊かなワイン造りを可能にしています。
特産ブドウ品種には、赤ワイン用のカンノナウ(グルナッシュ)、カリニャーノ、白ワイン用のヴェルメンティーノなどがあります。
注目すべき地区として、カンノナウ・ディ・サルデーニャDOCがあります。ここでは、カンノナウを主体とした個性的な赤ワインが生産されています。
これらのワインは、果実味豊かでスパイシーな風味が特徴で、フルボディなスタイルから透明感のあるエレガントなスタイルまで幅広く楽しめます。