ソノマ・ヴァレーの中心部に位置するスティール・プロウ・ヴィンヤードのグルナッシュ。約4.5haのブドウ畑には、シラー、ムールヴェードル、ヴィオニエなどのローヌ品種が植えられていますが、エダフォスのコンセプトを実現するために、グルナッシュのみを使用。さらに同品種の特徴を表現できると感じたクローンの区画のみを選びました。アンフォラで熟成しています。
濃縮感のある赤ワインです。ブラックチェリー、ブラックプラム、熟したブラックベリーのクラシックで複雑な香りにスパイスのオレガノの香りが続きます。口に含むと、活き活きとした果実味と熟したタンニン(渋味)、程よい酸味のバランスが良く、余韻も長く続きます。(インポーター資料より)
カリフォルニアは、多様な地形と気候を持つアメリカの代表的なワイン産地です。
海岸山地、セントラルバレー、シエラネバダ山脈という3つの地帯に分かれ、地中海性気候の影響を受けています。夏は暖かく乾燥し、冬に雨が集中する特徴があります。
この地域の特産ブドウ品種には、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、ジンファンデル、ピノ・ノワールなどがあります。
特に注目すべき地区として、ナパ・ヴァレーがあります。
ここでは、多様な土壌と微気候を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、豊かな果実味と複雑な風味が特徴で、エレガントな酸味とタンニンのバランスも楽しめます。
グルナッシュは、フランス南部のローヌ地方やスペインのプリオラートなど、地中海沿岸の温暖な気候で広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。ここでは、フランスのローヌ地方南部に焦点を当てます。ローヌ南部は、地中海性気候で暑く乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。この地域では、グルナッシュの他にシラー、ムールヴェードル、カリニャンなどの品種も栽培されています。
特筆すべき地区としてシャトーヌフ・デュ・パプがあります。ここでは、丸い小石(ガレ)に覆われた独特の土壌が、昼間の熱を蓄え、夜間にブドウに放出することで、ブドウの熟成を促進します。
シャトーヌフ・デュ・パプのグルナッシュを主体としたワインは、濃厚で果実味豊かな味わいが特徴です。スパイシーなニュアンスと、熟したベリー系の香りが楽しめます。
近年、この地域ではナチュラルワイン造りに取り組む生産者が増えています。有機栽培やビオディナミ農法を採用し、最小限の介入で醸造を行うことで、テロワールの個性を鮮明に表現したワインが生まれています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味と、グルナッシュ本来の魅力を存分に引き出しています。