フランス語で用具を意味する「マトス」。2019年、オーヴェルニュで最初に醸造したキュヴェのひとつであり、このキュヴェの醸造に必要な装備の支払いをしたかったから名付けました。明るいルビー色。グルナッシュの赤い果実の綺麗な果実味とスパイス感に、ヴィオニエ由来の綺麗な酸が、このワインに愛らしい個性を添えています。軽やかだけれど深みもある、ご機嫌な赤ワインはデイリーワインに最適です。安定感があり、3日ほどかけてお楽しみいただけます。
やや乾燥気味だったが素晴らしいヴィンテージ。完璧な状態の美しいブドウの収穫。3年の間、剪定もされていなかった栽培放棄地の畑。ブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。
土壌:粘土質、大理石、玄武岩石
醸造:8月27日に収穫。除梗したブドウを5日間マセラシオン、少々のルモンタージュ、4回スーティラージュ。コンクリートタンクで発酵。濾過無し、SO2無添加(インポーター資料より)
オーヴェルニュは、フランス中央部に位置する魅力的なワイン産地です。
火山性の地形が特徴的で、中央地塊には高い山や高原が多く存在します。
気候は大西洋の影響を受けた大西洋性気候で、比較的冷涼です。
この地域の特産ブドウ品種には、白ワイン用のシャルドネ、赤ワイン用のガメイ、ピノ・ノワールなどがあります。また、地域固有の品種としてコートーが栽培されています。
特に注目すべき地区として、サン・プルサンがあります。ここでは、火山性の土壌を活かした個性的なワインが生産されています。
これらのワインは、ミネラル感豊かでフレッシュな果実味が特徴で、軽やかな口当たりと爽やかな酸味を楽しめます。