古樽で発酵・熟成。熟成7ヶ月。サンスフル。out le monde descend(「皆がやってくる」という意味)と同じ読みでAOC Côtes de ToulのToulとかけている。アセロラやスミレなどの華やかなアロマ。火打石のニュアンスも。ガメイのジューシーさとピノ・ノワールの軽やかでフレッシュなスパイシーさを組み合わせた味わい。バランスのとれた透明感のある果実味と穏やかな酸味、フィニッシュにほのかに感じられるスモーキーな味わいが特徴のグビグビワイン。(インポーター資料より)
ガメイは、フランスのブルゴーニュ地方南部、特にボージョレ地区で栽培される赤ワイン用ぶどう品種です。この地域は温暖な気候と花崗岩質の土壌が特徴で、ガメイの栽培に適しています。ブルゴーニュ地方では、北部でピノ・ノワールとシャルドネが主に栽培されますが、南部のボージョレ地区ではガメイが95%を占めています。
ボージョレ地区の中でも、北側の高地「オー・ボージョレ」は特に注目されます。ここでは「ボージョレ・ヴィラージュ」と呼ばれる上質なワインが生産され、さらに10の特別な地区では「クリュ・ボージョレ」という最高級のワインが造られます。
ガメイから造られるワインは、フルーティーでチャーミングな酸味が特徴です。タンニンは穏やかで、赤い果実や時にコショウを思わせる香りを持ちます。オーク樽で熟成させると、複雑で長期熟成に耐えうるワインになります。
ボージョレ地区では、自然派ワイン(ナチュラルワイン)の生産も盛んで、添加物を極力抑えた、ぶどう本来の味わいを楽しめるワインが造られています。これらのワインは、フレッシュで生き生きとした果実味が特徴で、ワイン初心者でも親しみやすい味わいです。